

美容室軒数は、減るであろうと言われて久しいですが、ついに22万軒を超え、しかも逆に美容学校の生徒数は定員割れが続いているのが現状です。カリスマ美容師が持て囃された時代は若者がなりたい職業のベスト10に必ず入っていましたが、今や30位にも入っていないこの凋落ぶりを皆様どのように捉えていらっしゃいますでしょうか?少子高齢化が進んでいると言われ、少子高齢化という言葉だけがメディアなどで飛び交っていますが、この状況を踏まえてサロンオーナー様はこのサバイバル状況を分析し、自サロンの生き残り作戦を立てていらっしゃいますでしょうか? 原宿や青山などの有名サロンが募集をしていないにも関わらず、若者が採用して欲しいと順番待ち状態があった時代から一転して順番待ちが激減する状況になってきています。この状況から判断すると他の地域のスタッフ募集はかなり厳しくなると見た方が賢明だと思います。
当たり前のことですが、『少子』という事は若者が少ないということです。若者が少ないという事は、スタイリストのなり手が少ない。若いお客様が少ないということです。よく耳にする会話ですが、『あなたの職業は何ですか?と聞かれ...美容師です。と答えると...大変な仕事ねぇ。』 一般の人の美容師像の会話です。
何を持って大変という言葉が出てくるのか。これが一般の人達から見た美容業界の現実です。この言葉を聞いて大変と思う人は美容師になる資格は無いと言って片付けてしまうのは簡単ですが、若いスタッフの雇用は困難を極めると同時にできないと思います。美容学校を卒業し、希望に燃えサロンで仕事をし始め、描いた内容と余りにも落差が激しい為、3年間でなんと6人中5人はリタイヤしています。これが紛れも無い事実の数字です。この数字は若者にも問題はあると思います。でも果たして若者だけに原因があるのでしょうか?私が見る限りの美容業界は昔ながらの徒弟制度が相変わらずまかり通っています。
サロン経営は人が財産、人材あっての仕事と言う割には、人を大事にしない業界だと強烈に思います。売上が上がらず、利益が出ないので社会保険は加入しない、休日は少ない、何時に終わるか分からない仕事に毎日付き合わされるアシスタントやスタッフから悲鳴が聞こえてきます。5年前位のようにカッコイイ、スタイリストになりたいと言う若者が多い時代はそれでも良かったと思います。現実はかなり減ってきています。全国の大半のサロンが採用で悩んでいます。これを踏まえて、色々な事を考えていかないと明るい将来が見えてこないと思います。

3・4年前から美容業界にも一般企業並みの環境が求められるようになり、サロンでは新たな悩みが出始め、一昨年の夏ごろ環境問題で激震が走りました。日本で有数の大手サロンが強制的に社会保険加入をさせられたことです。これから流れが大きく変わり始め、残業問題まで取り沙汰されるようになり、美容師の採用条件として社会保険完備・週休二日制を全面に出した求人誌が急激に増えこの二つを完備していないサロンのスタッフ確保がかなり厳しくなってきました。追い打ちをかけるように残業問題も出てきました。この問題は皆様ご存知の大型サロンが数千万円支払う事で解決したような形になっていますが、問題はこのサロンから始まり周りのサロンに波及し、労働基準監督署に毎週のように呼び出され頭を抱えているサロンオーナーが沢山いらっしゃいます。この問題は今後全国どこの美容室でも最優先で取り組むべき課題です。
レボルでは、売上を上げ、利益を出しながら若い《優秀》なスタッフを採用する方法はないのかと考え1つの方法に辿り着きました。それは一言で言いますと『人材戦略』です。レボルでは、すでに社会保険加入はしていましたが、平成20年4月1日より週休二日制(年間休日111日以上)残業なし・休憩あり・評価制度(スタッフ自身の将来を明確に描ける制度)などを導入しました。キャッチフレーズは《OLの環境で美容の仕事をしませんか》です。スタッフは戸惑いながらもワクワク感で浮かれていました。それもその筈です。レボルの以前の休日から比較するとスタッフ一人当たり年間で29日休日が増えましたので、店長クラスに至っても売上は下がって当然の気持ちが大半を占めていました。
私の心中はスタッフとは裏腹に心臓バクバクでしたが、4月が終わり全店売上は下がらず、ビックリするとともにホッとしました。でもタマタマかなと思いながら5月、6月、7月を迎え、ひと月も売上を落とす事なく無事4ヶ月が過ぎました。なんとなく行けそうかな?と思い始めたのがこの頃です。
そして、20年の最終月12月を迎え3店舗共、スタッフの休日をやり繰りし、売上新記録を達成して、これは行けると確信しました。殆どのスタッフからもっとこうすれば売上が上がったかも?と言う声が聞こえ、疲れきった顔ではなく達成感が大半を占めていました。週休二日になる事を機会に4月のスタートから一つチャレンジしたのが、次回予約でした。次回予約とは、本日来店されたお客様に次の来店日と時間を約束して頂く事です。12月は100人中69人のお客様が次回予約をして頂き、びっくりする位スムーズに仕事が流れ一番喜んで頂いたのが、お客様でした。私の不安とは裏腹に、結果スタッフにも、お客様にも喜んで頂き、かつ売上UPも実現できたのです。まさに、美容業界にレボリューション(革命)を起こしたのです。この成功例を教えて欲しいというサロンオーナーが続々と現れ、実戦で指導している最中です。現在数十社(10店舗300名前後〜3名前後)のサロン様にフィードバックさせて頂き大変喜んで頂いています。
レボルではメーカーとして良い商品をお届けするのは当たり前ですが、良い商品を採用し使って頂けるサロン様の繁栄なくして私どもの繁栄はありません。この考えは設立時から何ら変わる事なく脈々とトレーニングセンター運営・直営サロン運営・そして実戦型インストラクターの育成と力を添いできました。
現在は、お取引サロン様より強い要望にお応えすべく身近なところでご見学や店内で他サロンのスタッフが体験入店し易いように埼玉県内2店舗・東京都内1店舗・福岡県内3店舗・広島県内1店舗で計7店舗運営しています。この直営サロンからの情報はサロンオーナーやスタッフの皆様から絶賛を頂いております。
薬液メーカーであるが故に、この問題を真剣に捉えサロン様で安心して営業して頂けるよう日々研究し、邁進しております。レボルではこの厳しい環境を最高のチャンスと捉えあらゆる角度からもお手伝いが出来るよう日々切磋琢磨し、厳しい環境を本気で生き抜きたいと考えていらっしゃるオーナー様に少しでもお役に立てるよう、これからもファーストワンを心掛け前進して参る所存です。